9月24日、元モーニング娘。でママドルの辻希美さんが「無菌性髄膜炎」の為、
救急外来にて受診され、数日間入院されることとなりました。
「無菌性髄膜炎」とはどんな病気なのか?その症状・治療と副作用とは。

Sapporo City General Hospital.

無菌性髄膜炎

「無菌性髄膜炎」とはどんな病気なのでしょうか?

重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」
厚生労働省(平成23年3月)によると…

無菌性髄膜炎とは?

脳や脊髄は軟膜・くも膜・硬膜の三重に重なる髄膜で覆われています。
髄膜は様々な原因で炎症を起こしやすい場所です。

髄膜炎という病名を聞かれた方も多いと思います。

髄膜炎の原因で一番多いのは細菌感染によるものですが、無菌性髄膜炎は髄膜炎のうち髄液培養で細菌・真菌が検出されないものをいい、そのほとんどがウイルス性と考えられています。

しかし、まれにですが医薬品による刺激によっても無菌性髄膜炎が生じることがあるので注意が必要です。

発症すると、発熱・頭痛・嘔吐がみられ、うなじが硬くなって首が前に曲げにくくなる、意識が薄れるなどの症状が多くの場合にみられます。

厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」(平成23年3月)

確かに辻希美さんも自身のブログで同様の症状を訴えられていました。

辻希美オフィシャルブログ のんピース http://ameblo.jp/tsuji-nozomi/

症状と早期対応のポイント

「発熱(40°Cぐらいの高熱)」、「頭痛」、「気分が悪い」、「吐き気」、「うなじがこわばり固くなって首を前に曲げにくい」、「意識が薄れる」などの症状が重なった場合で、医薬品を服用している場合は、ただちに
医師・薬剤師に連絡してください。

無菌性髄膜炎の症状や検査所見は、感染によって生じる通常の髄膜炎と区別のつかないことがしばしばあります。

細菌性髄膜炎でも原因となる菌が培養されてもみつからない場合もあり、発症早期には細菌性髄膜炎と区別がつかず診断が困難であった場合も知られています。

受診の際、早期診断・早期対応ができるように、医師に服用していた医薬品を正確にお話しください。

厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」(平成23年3月)

ここに上がったような症状が現れるそうです。

副作用

ここでご紹介している副作用は、まれなもので、必ず起こるというものではありません。

ただ、副作用は気づかずに放置していると重くなり健康に影響を及ぼすことがあるので、早めに「気づいて」対処することが大切です。

そこで、より安全な治療を行う上でも、本マニュアルを参考に、患者さんご自身、またはご家族に副作用の黄色信号として「副作用の初期症状」があることを知っていただき、気づいたら医師あるいは薬剤師に連絡してください。

厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」(平成23年3月)

無菌性髄膜炎をきたす薬剤の種類

無菌性髄膜炎をきたす薬剤の種類は意外と限られている。一つは非ステロイ
ド性抗炎症薬( NSAIDs)である。もう一つは免疫グロブリン製剤である。そのほかの薬剤も含めて添付文書に記載のあるものを掲載した。

てんかん・躁状態治療薬 カルバマゼピン てんかん ラモトリギン 解熱消炎鎮痛薬 アルミノプロフェン イブプロフェン ジクロフェナクナトリウム スリンダク セレコキシブ ナプロキセン ロキソプロフェンナトリウム 合成抗菌薬 スルファメトキサゾール・トリメトプリム サルファ剤・合成抗菌剤 サラゾスルファピリジン 生物学的製剤 乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン 血液成分製剤 pH4処理酸性人免疫グロブリン 乾燥イオン交換樹脂処理人免疫グロブリン 乾燥スルホ化人免疫グロブリン 乾燥ペプシン処理人免疫グロブリン ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン 乾燥pH4処理人免疫グロブリン 乾燥ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン 天然型インターフェロン製剤 インターフェロンアルファ(NAMALWA) 急性拒絶反応治療モノクローナル抗体 ムロモナブ-CD3

厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」(平成23年3月)

こちらのリストに名前が挙がった医薬品を使用している場合は、

医師にその旨をキチンと伝えるようにしなければいけませんね。

治療方法

本症を疑った場合には、可能性のある原因薬剤を同定し、速やかに中止する。原因疾患により早急な中止が難しい場合においても他剤への変更が必要である。急性散在性脳脊髄炎が疑われる場合や重症例においてはステロイドパルス療法などの急性期治療が必要な場合がある。

厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」(平成23年3月)

使用している薬を止める。無理なら別の薬に変えて貰うという事で…

ようするに…

「無菌性髄膜炎」のうちほとんどは、「ウイルス性髄膜炎」のウイルスが

検出されなかったものですが、まれに薬剤の副作用が原因のものが有るので

医薬品を使用している方で、症状が現れた場合は医師に伝えて治療して下さいね。

ということのようですね。

では、ウイルス性髄膜炎だった場合はと言うと…

薬剤による治療が必要となるようなので、やはり症状が現れた場合は

速やかに病院に行きましょう。

資料全文はこちらから

厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「無菌性髄膜炎」(平成23年3月)

そういえば…

いたって個人的な話ですが、2年くらい前、毎日のように夕方になると

ひどい痛みで何も出来なくなるくらい頭痛に悩まされていた事が…

元々頭痛持ちで頭痛薬をしょっちゅう飲んでいたので

何となく「そのせい?」と思い、頭が痛くてもしばらく我慢して

薬を飲まないようにしていたら、治まった事が…

この記事を書いていて思い出しました。

 

「厚生労働省」の資料を基にしたので、

実はこれって、ごくまれな話じゃなくて

薬が原因だと確証がないだけで本当は…

なんて、何の根拠もない戯言ですが…

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